ルームシェア

2004年10月19日
昔ルームシェアをしていました
といっても2年ほど前のことですのであまり昔じゃないか

男3人でそれなりに楽しかったです
ボクはそこでいわゆる家事というやつを覚えました
米のたき方も知らなかった僕
ルームシェア終盤には赤飯を炊く程の腕前になっていました

いまは実家で生活しているけどあのときの暮らしのことは
死ぬまで忘れないと思います。

朝はもっとも「共同生活をしている」と実感する時間です。
生活サイクルがバラバラであるがゆえに、
起きる時間もまたバラバラなのです。
もっとも大体の者は朝に起きるのだが...

この「朝」という定義がまたバラバラ
7時だったり、8時だったり、はたまた11時だったりとする
まだ、あと一時間寝れるのに
他の住人の目覚ましで起きてしまうこともしばしば

皆、朝が苦手らしく複数の目覚まし時計をセットしているため起きる時間が近いと
あらゆる種類の目覚まし時計が、あらゆる種類のリズムで、
あらゆる種類の音を奏でる

その様相はまるで、
ディズニーランドのパレードさながらの賑やかさである
結構そんな中でも当の本人は涼しい顔で寝ていたりする

共同生活をしていない人にとってみて、
この光景は地獄絵図に見えるかもしれないが、
私自身、このパレードには慣れてしまった。
人間の適応能力とは素晴らしいものだとしみじみ思う

よく覚えているのは同居人の目覚まし時計のこと
普通の目覚まし時計なんですが
その見た目に騙されてはいけない。
何しろこの時計の目覚ましサウンドは、
通常の作業で停止させることは不可能なのです

この時計は、止めても止めても数分後には復活
そして目覚ましサウンドを奏でてくる
止める方法は「現在時刻を狂わす」
という方法以外に止める術がない時計だったのです。

今だから言いますが 同居人の時計がよく狂っていたのは、自分の必死の抵抗の痕跡なのです

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